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鯨書房の閉店

 投稿者:中嶋康博  投稿日:2020年 2月12日(水)23時27分12秒
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   今日、出かけようとしたところ郵便受けに入ってゐた一枚の葉書。鯨書房の閉店(廃業)を記す一報でした。
 2013年の年末に先代の名物店主山口省三さんが不慮の事故で亡くなられたあと、東京から帰郷した御子息が急遽家業を継ぐこととなり、慣れない仕事を母堂とおふたりで奮闘される様子を遠目より拝見、やうやく順調に回り始めたと思ってをりましたが、この1月10日、このたびはその二代目行人さんの急逝に遭ひ、半世紀近い店の歴史(HPには35年とありますが私が大学生の頃には開業してをられた筈)に突然幕が下ろされることとなった、との文面。
 驚き隠せず、早速永らくご無沙汰してゐたお店に伺ひ、短い立ち話でしたが、お話を聞いて参りました。

 図書館から退いた後は、私も仕事上で本の依頼をすることはもとより、自分の本の収集傾向も変はってしまひ、店主とお話を交はしながら探究書を依頼したり、店頭で漁書する愉しみといふものからも遠ざかってしまったので、貴重な店売り店舗が自宅のすぐ近くにあるにも拘らず、先代が亡くなられて以降、すっかり疎遠になってしまったのですが(一旦遠のくとなかなか再び敷居を跨げなくなる)、まだ齢40と伺った息子さんを亡くされた御母堂には(突然ご亭主を亡くされた時も同様でしたが)、おかけする言葉も無く、まだ心の整理がつかぬ御様子のお言葉に耳を傾けながら、こちらからも拙いお悔やみのご挨拶を返すしかすべがありませんでした。

 謹んで御店主のご冥福をお祈り申し上げますとともに、岐阜市の古書店「鯨書房」(〒502-0071 岐阜県岐阜市長良191番地15 TEL 058-294-5578 FAX 058-294-8461 )の閉店(廃業)につきまして御報告いたします。

(許可をいただきましたので本日の店内の様子とともに掲げます。)
 
 
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